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Xatm(X Another Type Manager) とは 日本語のスケーラブルフォントを実現した
X-VFlib
の成果を元に作られた、 X 上でポストスクリプトフォント(OCF, CID)を
Windows や Macintosh の ATM (Adobe Type Manager) のように展開する
モジュールです。また、 Xatm の本来の機能ではないのですが、 TrueType フォント
の展開も可能です。
構造 / Structure
Xatm は xfs (フォントサーバー) に組み込んで使うように開発されました。
X に直接組み込んで使う事も可能ですが、 X の再コンパイルにかなり時間がかかるので
あまりおすすめではありません。
現在の Xatm は SGI の CID フォントライブラリの独自拡張版を用いてCIDフォントを
展開しています。
以前使っていた ghostscript を用いた方法はもうあまり使われませんが、
「漢楽街」や Tgif による外字作成などが面白い
と思うので残してあります。
配布 / Download
簡単に利用できるようにするため、 X のソースコードからから最低限必要な
ファイルだけを抜き出して make するだけで出来上がるようなパッケージを用意
しました。
また、XFree86 3.3.3 のソースコードを持っているのなら、パッチのみをダウンロードする こともできます。 パッチを当てる際の注意がパッチファイルの先頭に書いてありますので 読んでおいてください。
私がコンパイルしたバイナリをダウンロードすることもできます。 中の説明を良く読んで使ってください。
(お断り)Linux(x86) 以外の環境ではコンパイルできるかどうかは良くわかりません。
もしうまく動作したら是非教えてください。
現在動作が確認されているものは Linux 2.0.x/2.2.x(libc5/glibc),
FreeBSD 2.2.6/3.3, SunOS 5.5, HP-UX 10, Solaris 2.5, Linux PPC です。
フォントの作成法について / Make your own fonts
Xatmは Type3 フォントが扱えるので、品質さえ我慢すればそこそこの
フォントが手軽に作れます。そこでその一例を。
募集中 / Help wanted [English]
現在、以下のような事をしてくれる人を募集中です。